#1 ミッション店員とグルのサクラ打ち子を特定し攻略せよ
「アイツ、多分サクラですよ」
そしてここからサクラ攻略が始まった。
・サクラAのケース
こう彼から告げられた僕は、彼の服の後ろをつまみ出口に首を向け外に出るようなジェスチャーをした。彼もそれを察して席を立ってついてきた。
「マジで?どんな感じで?」
「見てると数人いるみたいなんすよね」
この頃にはお互い少し砕けた喋り方になっていた。明らかに僕の方が年上で彼の方が少し気を使った喋り方になっている。自分が偉そうにするつもりは無いが彼の流儀に合わせたつもりではいる。
「アイツはサクラ確定で、他の怪しいのは今日は来てないっすね」
「指さしてアイツって言わなくて良かった。多分サクラも自分がバレるのには気を使っていると思うから、そっちの方を明確に見て僕に喋りかけなかったのはナイスだったね。軽くチェックしてみる。知っててマイナスな情報は無いから教えてくれてありがとう」
彼は人懐っこかった。僕は引っ越してからというもの、自分が調べたパチンコ屋の情報は他人には絶対に教えなかったのに、初期のディセント潜伏やヴァルブレイブ潜伏(パチンコは打ちなれていない様子だった)、凱旋の全リセ店などそこそこ使える情報を自然と彼には話してしまっていた。なぜか現れるタイミングが素晴らしく立ち回りを説明するのに話してしまった部分もあったようには思うが彼の立ち居振る舞い雰囲気がそうさせたのだと感じている。
彼ではない他の人間に話しかけられた時のこと。その台ってそんな数回転でわかるもんなんですか?(アサイチ数回転で時給2万円ある台のリセット&状態判別すぐ当たるかわかる機種があった)と聞かれた時には「話しかけんな」という感じで手をパタパタ振って無視したこともあるくらい、普段はキツイ対応したりもする。なぜならコイツは台の複数取りとかしてて好きではなかったから。過去、小物で複数台取りしてて「連れの分、すぐ来るんで」と言われたけどアサイチ遅刻で連れの分は無いわと思って「どかせ」というジェスチャーしてどかしたこともある。ただし、もめるつもりはなく、もしどかさなかったらすぐ店員コールボタンを押すつもりだった(小心者)
自分の行動が間違っていないからと相手に対して押しすぎても良くない。押すなら呼び出しボタン。押すところは間違えていけない。
普段はそんななのに、彼には気が付けば「なんて呼んだらいいかわからないから名前教えてください」と言われて名字まで教えてしまっていた。
教えても彼はガツガツすることなく相手への配慮を怠らず、最初に会ったあの日のように、他人を押しのけて我先に!という立ち回りは全くしなかった。そして立ち回り台読みもすごいと思える部分がたくさんあって上手かった。
店内に戻り彼とは離れて、サクラと言われる人間と台を横目で見ながらチェック。
ふーん、ハナビ小役カウント無しで打ってるな。
夜データチェックする。出玉はだらだらモードで309枚履歴があって9000回転以上閉店近くまで粘られている。
「6」だ!
身体がゾクゾクするのを感じた。
面白いことになってきた。
別日また同じ機種ハナビでそのサクラを見つけた。同じように小役カウント無しで打っている。全飲まれを繰り返しながらずっと現金投資をしている。今日当たりだったら…
現金投資耐えに耐えての結局3000枚オーバー。ビンゴ!「6」
・サクラBのケース
気づけば僕もこの店でサクラっぽいヤツを探すようになっていた。そんな中、平日モンハンでやたらと粘って出している人間が目についた。スマホのメモ帳に台番号と機種名「モンハン」と書いて記録しておく。
そして僕の監視要員に入ったサクラBは、番長3、絆、凱旋。いつも違う機種で履歴からもほぼ設定6だろう台をアサイチ1発でツモっているのを確認した。どれだけ負けていても出るまで朝座った1台全ツッパ。サクラがいると教えてくれた彼も番長3を打っている時に「怪しい」と教えてくれた。サクラB、来店する頻度が高い。
そしてたまにフェイクで設定6ではない台を打つ場合もある。その場合は無理に粘らずに適当なところで止めていく。そして数千円ずつ違う台を打っていく。カムフラージュのつもりなのだろう。やりたいことはわかる。だが平常営業でもアサイチから1台タコ粘りハイスペックで出してるし過疎店でこれはやりすぎだろう。サクラBはよく来るのでついでに車も特定した。地元ナンバーだ。同じメンツがサクラしててしょちゅう来る。これは小規模だろう。きっと組織的なものではなく個人的な利益のための行動だ。これならやりようによっては…
・サクラC&C2のケース
今止めてったアイツはサクラ確定です!と言ってその人間が一撃で大量に出して止めて行ったハーデスを彼は躊躇することなく打ち始めた。
どうやら大量に出ると止めて行く場合もあるらしい。目立たないようにするためだろうか。
サクラC&C2の2人はイベント日に来て大体規定枚数出すと止めて行くのを把握。ハイスペック機の設定6夜からだが後ヅモ要員としてチェック。
・プロDのケース
僕がヘイ鏡を打っている時に「隣怪しいヤツです」と彼に耳打ちされた。あぁ、確かによく見る。こいつもか。
特訓後のワーオチェック、背景チェック、特訓突入ゲーム数チェック、隣の僕の台もできるだけ見るようにしている。
そして何より、その台である程度粘ったのに設定6ではなかった。直撃ATあって少しプラス状態で夕方に止めて行った。別日、スペック甘い系機種中間設定っぽい台で閉店まで粘っているのを何回か目撃した。イベント日で高設定が期待できそうなところをアサイチで座ってスカっているのも確認した。パチンコのシマも比較的きちんと見ていた。
座っている台に打っている時間、行動全てに根拠、理由を感じる。他のサクラ疑惑のある人間と違い、どうしてその台?という台は打っていないし、やたらとよくスマホを見ている。
こいつはサクラじゃない。この店のジグマプロだ。
こうしてサクラの特定作業はほぼ終了し、準備が整ってきた。
さぁ、サクラ攻略、開戦だ!
踊れよ。
#3へ続く
#1 ミッション店員とグルのサクラ打ち子を特定し攻略せよ
#3 サクラが打つ台は設定6
#4 パチスロで凌ぐ
現在稼働日記よりもこちらを優先して執筆中。なぜなら今の稼動にも絡む内容になってしまっているから、これを書かずに日記は書けない…(にやり
相場 ビットコイン売り利食い。ドテンロング、現物元に戻した。ほっとくよりずいぶん良かった。まぁまぁ悪くない行動だった。
リップルは放置で全部喰らったあげく結局現物切っちゃったw
ほら、勝ったり負けたりが相場の常だから(言い訳)
「アイツ、多分サクラですよ」
そしてここからサクラ攻略が始まった。
・サクラAのケース
こう彼から告げられた僕は、彼の服の後ろをつまみ出口に首を向け外に出るようなジェスチャーをした。彼もそれを察して席を立ってついてきた。
「マジで?どんな感じで?」
「見てると数人いるみたいなんすよね」
この頃にはお互い少し砕けた喋り方になっていた。明らかに僕の方が年上で彼の方が少し気を使った喋り方になっている。自分が偉そうにするつもりは無いが彼の流儀に合わせたつもりではいる。
「アイツはサクラ確定で、他の怪しいのは今日は来てないっすね」
「指さしてアイツって言わなくて良かった。多分サクラも自分がバレるのには気を使っていると思うから、そっちの方を明確に見て僕に喋りかけなかったのはナイスだったね。軽くチェックしてみる。知っててマイナスな情報は無いから教えてくれてありがとう」
彼は人懐っこかった。僕は引っ越してからというもの、自分が調べたパチンコ屋の情報は他人には絶対に教えなかったのに、初期のディセント潜伏やヴァルブレイブ潜伏(パチンコは打ちなれていない様子だった)、凱旋の全リセ店などそこそこ使える情報を自然と彼には話してしまっていた。なぜか現れるタイミングが素晴らしく立ち回りを説明するのに話してしまった部分もあったようには思うが彼の立ち居振る舞い雰囲気がそうさせたのだと感じている。
彼ではない他の人間に話しかけられた時のこと。その台ってそんな数回転でわかるもんなんですか?(アサイチ数回転で時給2万円ある台のリセット&状態判別すぐ当たるかわかる機種があった)と聞かれた時には「話しかけんな」という感じで手をパタパタ振って無視したこともあるくらい、普段はキツイ対応したりもする。なぜならコイツは台の複数取りとかしてて好きではなかったから。過去、小物で複数台取りしてて「連れの分、すぐ来るんで」と言われたけどアサイチ遅刻で連れの分は無いわと思って「どかせ」というジェスチャーしてどかしたこともある。ただし、もめるつもりはなく、もしどかさなかったらすぐ店員コールボタンを押すつもりだった(小心者)
自分の行動が間違っていないからと相手に対して押しすぎても良くない。押すなら呼び出しボタン。押すところは間違えていけない。
普段はそんななのに、彼には気が付けば「なんて呼んだらいいかわからないから名前教えてください」と言われて名字まで教えてしまっていた。
教えても彼はガツガツすることなく相手への配慮を怠らず、最初に会ったあの日のように、他人を押しのけて我先に!という立ち回りは全くしなかった。そして立ち回り台読みもすごいと思える部分がたくさんあって上手かった。
店内に戻り彼とは離れて、サクラと言われる人間と台を横目で見ながらチェック。
ふーん、ハナビ小役カウント無しで打ってるな。
夜データチェックする。出玉はだらだらモードで309枚履歴があって9000回転以上閉店近くまで粘られている。
「6」だ!
身体がゾクゾクするのを感じた。
面白いことになってきた。
別日また同じ機種ハナビでそのサクラを見つけた。同じように小役カウント無しで打っている。全飲まれを繰り返しながらずっと現金投資をしている。今日当たりだったら…
現金投資耐えに耐えての結局3000枚オーバー。ビンゴ!「6」
・サクラBのケース
気づけば僕もこの店でサクラっぽいヤツを探すようになっていた。そんな中、平日モンハンでやたらと粘って出している人間が目についた。スマホのメモ帳に台番号と機種名「モンハン」と書いて記録しておく。
そして僕の監視要員に入ったサクラBは、番長3、絆、凱旋。いつも違う機種で履歴からもほぼ設定6だろう台をアサイチ1発でツモっているのを確認した。どれだけ負けていても出るまで朝座った1台全ツッパ。サクラがいると教えてくれた彼も番長3を打っている時に「怪しい」と教えてくれた。サクラB、来店する頻度が高い。
そしてたまにフェイクで設定6ではない台を打つ場合もある。その場合は無理に粘らずに適当なところで止めていく。そして数千円ずつ違う台を打っていく。カムフラージュのつもりなのだろう。やりたいことはわかる。だが平常営業でもアサイチから1台タコ粘りハイスペックで出してるし過疎店でこれはやりすぎだろう。サクラBはよく来るのでついでに車も特定した。地元ナンバーだ。同じメンツがサクラしててしょちゅう来る。これは小規模だろう。きっと組織的なものではなく個人的な利益のための行動だ。これならやりようによっては…
・サクラC&C2のケース
今止めてったアイツはサクラ確定です!と言ってその人間が一撃で大量に出して止めて行ったハーデスを彼は躊躇することなく打ち始めた。
どうやら大量に出ると止めて行く場合もあるらしい。目立たないようにするためだろうか。
サクラC&C2の2人はイベント日に来て大体規定枚数出すと止めて行くのを把握。ハイスペック機の設定6夜からだが後ヅモ要員としてチェック。
・プロDのケース
僕がヘイ鏡を打っている時に「隣怪しいヤツです」と彼に耳打ちされた。あぁ、確かによく見る。こいつもか。
特訓後のワーオチェック、背景チェック、特訓突入ゲーム数チェック、隣の僕の台もできるだけ見るようにしている。
そして何より、その台である程度粘ったのに設定6ではなかった。直撃ATあって少しプラス状態で夕方に止めて行った。別日、スペック甘い系機種中間設定っぽい台で閉店まで粘っているのを何回か目撃した。イベント日で高設定が期待できそうなところをアサイチで座ってスカっているのも確認した。パチンコのシマも比較的きちんと見ていた。
座っている台に打っている時間、行動全てに根拠、理由を感じる。他のサクラ疑惑のある人間と違い、どうしてその台?という台は打っていないし、やたらとよくスマホを見ている。
こいつはサクラじゃない。この店のジグマプロだ。
こうしてサクラの特定作業はほぼ終了し、準備が整ってきた。
さぁ、サクラ攻略、開戦だ!
踊れよ。
#3へ続く
#1 ミッション店員とグルのサクラ打ち子を特定し攻略せよ
#3 サクラが打つ台は設定6
#4 パチスロで凌ぐ
現在稼働日記よりもこちらを優先して執筆中。なぜなら今の稼動にも絡む内容になってしまっているから、これを書かずに日記は書けない…(にやり
相場 ビットコイン売り利食い。ドテンロング、現物元に戻した。ほっとくよりずいぶん良かった。まぁまぁ悪くない行動だった。
リップルは放置で全部喰らったあげく結局現物切っちゃったw
ほら、勝ったり負けたりが相場の常だから(言い訳)