デルニュー戦略はビットコインの価格変動を狙わずに金利差を稼ぐ取引手法です。FTXが設定を変えると告知して年内で一旦〆たデルタニュートラル、年が明けて0から再始動しています。前回は7週間で資産増加率+3%でした。初挑戦の方はまず基本的なリスクを理解するために少額で1カ月程度は練習や様子見をすることをお勧めします。運用予定額の1/50や1/100とかでやってみるとかは良い案です。出金と入金、ポジション作成から決済までを一通り実戦しておくのも問題点を把握する上で良い事だと思います。自分のリスク許容度の範囲内でトレードを行ってください。

2021年になって再スタートした金利差アービトラージ、デルニュー戦略の4週間経過報告です。検証としてFTXでサブアカウントを作成(数クリックで作れます)し、0.1BTCスタート(3292ドル)から米ドルをどこまで増やせるか?という基本ルールでトレードを行っています。

難しい事を書いているようですが、BTCをデルニュー戦略したい分買って、その同数をFTXで空売りしているだけですwそれでなぜ勝てるのか?理論や更に収益を上げる戦略の詳細を書いています。

今は勉強期間で準備までにとどめておいて新規ポジションの作成は少し待った方が良いかもしれませんね。相場が落ち着いて金利が戻ってからの方が気楽にできると思います。待っていたらその内に来ます。のんびりやれるのがデルニューの良い所です。

今回は結果報告の次に、FTXへ送金した際に起こるタイムラグについて書いて行きたいと思います。

第4週結果
*2021年2月16日よりAvailable Balanceは米ドルマイナス資産時「0」と表示されるようになりました。
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前回3362.55
今回3371.97

+9.42ドル

スタート 3292ドル
(日本円換算約344700円)

トータル損益 +79.97ドル
(日本円換算約8370円)

*為替レートは平日24時間変化しています
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4週間で+79.97ドルでした。

ビットコインはこのような値動きをしていました。
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昨日、過去最大のオプションカットやイーロンマスク(テスラの人)のビットコインへの関係かはわかりませんが急騰が起きました。その後、全戻しとまでは行かず少し上でとどまったカタチになっています。値動きが激しいです。マイナス金利続いたりしていたのでマイナスになるかと思ったら今週もプラスで終わりました。早い段階で一度くらい週間マイナスを叩いて説明したいなぁとか思ったり思わなかったり。変動金利で今週のように不利な支払い側が連続する事もある仕組みなのでいつかは来ると思います。

デルニュー戦略でポジションを作ったり決済したりするのは一番緊張する時です。そこの効率でリターンが変わるからです。慣れるまでは裁量を入れずに単純にやっていく方が良いと思います。

今回は、そのポジションを作る前の段階、送金時のタイムラグについて書きたいと思います。

日本の業者からFTXへ現物送金指示をするとビットコインが瞬間移動するわけではなく、30分とか時には数時間かかったりもします。その間に価格が動くとデルニュー戦略の優位性が薄れて行きます。

デルニュー戦略のポジションを組む前にビットコインの価格が上がってたらその分有利ですし、逆なら不利な状態からスタートすることになります。

これに対応する方法は3つ

  1. 何もしないで価格変動を受け入れる
  2. 分割送金して価格変動のリスクを抑える
  3. 買った瞬間に別の業者で空売りを入れる(一時的なものでFTX以外国内業者でもOK
1
一番簡単です。デルニューを組むまでのタイムロスを受け入れます

2
例:1で少しデルニューを作った後にそのビットコインの証拠金を利用して、FTXでPERP売り→日本で現物同数買い→送金、と行い自分の望むポジションを構築していきます、レバレッジなどのリスク管理には十分注意してください

3
FTXで初デルタニュートラル戦略を組む前に、国内業者で空売りできる口座を作っておいてそこに日本円を入金し、2と同様のポジション作成で送金先をFTXにする。現物購入と空売りは別業者でも構いません。レバレッジなどのリスク管理には十分注意してください

■現物がFTXに届き次第、別業者での余分な空売りを決済し、FTX側で同数を売り金利受け取りポジションにして、ポジション合計を±0のデルタニュートラルにします。

難易度の低さは
1>2>3

リスクの低さは
1<2<3

一度FTXに送ってしまえば、数時間だけレバレッジポジションになるのを覚悟でFTXで空売りしてから日本で同数を同時に買って送れば良いので個人的には分割の2番が良いかと思います。

2番の例

0.02BTCを日本の業者で買ってFTXに送る

現物到着次第FTXでBTC-PERPを0.02売り、これで±0、デルニュー完成

日本の業者で0.04BTCを買うと同時にFTXで0.04BTC-PERP売り、これで±0、デルニュー完成

日本の業者で買った0.04BTCをFTXに送ってレバレッジリスク管理

まとめ

0.06BTCのデルニュー戦略のポジション構築となります。レバレッジをかける場合はポジションサイズに注意してください。

こうしてポジションサイズを少しずつあげていくことが出来ます。

1回目の送金時の価格変動が完全なるリスクになるので、値動きが激しい時は避けた方が良いです。昨日みたいな時ですw1回目の送金時の変動リスクを受け入れられない時は国内業者でヘッジする3番を選んでトレードする必要があります。

いつ動き出し始めるか、とかは想定できないので、現在進行形でなるべく値動きがおとなしい時を選んで行動することになります。

日本に戻す場合は逆の手順を踏んでいく事になります。例のケースだと最後に日本でビットコインを0.02売って終了です。


次回は、為替ヘッジについて書きたいと思います。

円安傾向なのでヘッジ無しだと今はかなりいい感じですねw僕の場合は為替トレーダーとして動いている状態から仮想通貨トレードの世界に来たのでそこそこ理解ができていますが、FXが初めての人には少し難しい話になるかもしれません。

ただ、デルニューと同じでやることはそんなに難しくはないです。簡単かどうかは理解度で決まります。中身を理解しておくといつでも冷静に対応することができるので、理論を知っているのは大事なことだと思っています。



-------再掲&+リライト(ポジションの手じまいの順序について

ちょこっと応用編

もしもマイナス金利が続くと予想する場合は一旦手じまいを考えるタイミングでもあります。それをどうするかがデルニュー組の数少ない腕の見せ所の一つです。僕はこのタイミングでポジションの玉操作で収益の上乗せを狙います。そこそこ低リスクでできます。慣れたらやってみるのも良いかもしれません。

左上の☆マーク(お気に入りに事前登録の必要ありトレード画面☆クリックで追加できます)→マーケットクリックでABC順に
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一般的にはBTC-PERPの方が価格が高いですが、悲壮感のある相場になるとこれが逆転する場合があります。

価格高騰場面では高金利状態で100ドル幅上振れている場面がありました。そこで最初のポジションを作ると100ドル幅抜いた状態からスタートするのと同じ意味です(手数料除く)最終損益は決済した瞬間(ポジションを決済した時)に決まります。デルニューしながら別の裁定取引(アービトラージ)も実は行っているということです。

ナチュラルに金利が高い状態からスタートして、自分に不利になったら決済する

それだけでも理論上は通常よりもお得な取引になります。

アバウトにやっても手数料込みでこの差を抜くことが出来ます。

丁寧にトレードするならば

現物を指値決済

空売りしている分を成り行き決済

とすると、一番安定的にポジションの解消ができて、全て米ドルにすることができます。

両方指値にすると手数料の低さの恩恵を受けられますが、価格変動のリスクを負います。

現物指値→PERP成行の決済は、出来高の少ない現物を指値で決済して、出来高の多いPERPを成り行きで決済することで価格の差が狙った所よりも少なくするのを目的としています。

最後、現物を米ドルで持つか、ビットコインで持つかは自分で決めねばなりません。それはトレーダーとして自分で考えるべき部分です。デルニュー戦略ではビットコインの値動きに翻弄されずに米ドルを増やすことを目的にしているので、最終地点は米ドルに戻すということでこの記事を書いています。

メインアカウントではこういったタイミングでリスク管理ついでにちょこちょこ動かして利益を上乗せしています。「FTX側を起点として他口座のビットコイン価格などを比較して(業者間アーブ)現物玉を操作してより有利にトレードしています」他業者との兼ね合いや、日本の取引所を使う場合などはドル円為替などを考慮する必要があります。

ミスると得するどころか損するので言っていることがわからないと言う方は慣れるか理解できるまではスルーしておく方が良いと思います。何もしなくても今は良いリターンを得ることが出来ています。続けるか決済するか、それだけでも悪くないどころか利益的なので良い部類の取引に入ると思います。

基本は放置で問題無い、ということを実戦でブログ書きながら証明していくための今回のサブアカウントでの0.1BTC運用です。
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FTX

もし今の金利などに不満があって全決済したい場合は過去記事で方法をいくつか書いていますので自分に合った決済方法を考えて行動してみると良いと思います。

僕はこの検証用の0.1BTCはどんな状況であろうと放置します。FTX側の変化があったり僕が破産しそうになったら別ですが。もしも僕がデルタニュートラル検証用の報告をしなくなったらお金に困り始めた!と思った方が良いかもしれませんね。0.1BTCの運用資金がメインに必要な状態になっていてこっそり決済しているのかもしれませんw

デルニュー戦略参考記事
ex3681ボーナスFTX30ドルバウチャー