現在の仮想通貨環境のなか、デルタニュートラル戦略トレードで利益を出していくにあたっては海外取引所の利用は必須です。日本の暗号資産交換業者では得られない収益機会があります。国内業者ではBTC無期限売りで金利を稼ぐことができません。

利用は自己責任、の範囲内であれば海外業者の利用は違法ではなく規制されていません(まだw)

日本の業者と決定的に違うのは、資産保護です。

国内業者であれば、金融庁登録業者なら口座に入れてある現物分のビットコイン資産と日本円はほぼ安全です。資産凍結など、一気に情勢が変わった場合はその限りではありません。

海外業者では、トラブルの対応は全て自分で行わなければならず、誰も助けてはくれません。だから自分にとっての大きな資産を置いておくのには適していません。

でもそこから得られるリターンは捨てがたい。

リスク管理、リスク分散が重要です。自分のバランス感覚の中で行動する他ありません。業者選択、資金配分。

海外に置いておく資産を減らすにはレバレッジを利用することになります。

レバレッジはいくつですか?

という質問をよく見かけます。レバレッジはその業者の利用可能範囲内で自分で決めるモノです。表記されているのは利用できる最大分です。

国内なら今後は最大2倍になります。海外では100倍以上など使える業者もあります。最大レバレッジ利用可能範囲での資金効率の差は大きいです。レバレッジ運用は自分で管理可能です。

デルニュー戦略を行うとすると、海外でBTC-PERPを売っていることになります。それでビットコインの値動きの影響を受けずに理論上の年利10%ほどを取りに行っています。

ブログで勝てる事を実戦で公開していく検証用のサブアカウント0.1BTC運用では、レバレッジ1倍程度の超低リスク運用をしています。これはほぼ強制ロスカットされない値です。

その代わりに、海外に資産を置いておくリスクを100%負っています。

レバレッジは自分で決められるとさきほど書きました。

0.05BTCをFTXに、0.05BTCを日本の業者に(FTXへ送らずそのまま持っておく)して海外のレバレッジを2倍にしてみたら海外リスクは半分になります。万が一があっても最大被害は投資している0.1BTCの半分です。

もしもデルニュー戦略で海外の方が大きくマイナスで危険になってきたら、その時に日本の現物を送ってあげたら良いです。いつでも動かせる待機資金として日本国内に置いておくのです。
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デルニューで例に挙げている送金無料のGMOコインとFTXであれば、細かく動かしても利用料金はかかりません。

色のついた部分が強制ロスカット値です。レバレッジ1倍だとビットコイン128万ドル、今は4万ドルほどですのでほぼロスカットされません。2倍程度でも1日に何回か程度資産動向(スマホでレート確認など)を見て、すぐに送金できるのならばほぼ安全です。

危険だと思ったら、送金するか、ポジション解消をするかを選んで行動します。

海外リスクとレバレッジ

これらを自分で考えて自分にあった資産配分のバランスで資産運用に挑戦してみると良いと思います。僕の今日現在FTXレバレッジは2.74倍です。
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他の海外業者も似たようなものです。
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他業者利用もしていますがFTXより更に海外リスクが高くなると考えていますので僕はあまりこれらについては書きません。画像の業者はタックスヘイブンに本拠地があり大きな税金から逃げる気マンマンの業者ですwこれらを考慮したうえの投資範囲内です。

ポジションを変えてレバレッジがあがることも勿論あります。でも、自分の管理下以上にはしません。自分で把握して行動しています。

レバレッジは自分で決めるモノです。

ロスカットされちゃうかも、などと相場が気になって仕方がない場合はポジションサイズが自分にとってオーバーサイズで適切でない可能性があります。

ただ単に値動きが面白くて気になってしょうがない、という場合は除きます(僕これ)

デルニュー戦略参考記事