デルタニュートラルは値動きのリスクを消してトレードを行う戦略です。ビットコインや仮想通貨トレードでデルニュー戦略と呼称する時は、大抵の場合は現物BTCと無期限PERPとの金利差や現先との価格差を稼ぐアービトラージの事を指します。

2021年2月23日、ビットコインが暴落をしました。2日間で日本円換算130万円幅の下落でした。

それでもブログで検証用サブアカウント、デルニュー戦略データ公開ポジションを組んだところからは14000ドルほど値上がりしています。

デルニュー戦略をするということは値動きを捨てるということです。だから僕はどれだけ担がれても特に何も思いません。対応すべき展開になったら随時なるべく良い行動を心がけるのみです。

そもそも狙っている利ザヤが別物です。価格差ではなく、金利差の鞘取りを狙っています。

ポジションを作ってからのチャートを載せるとこうなります。
スクリーンショット 2021-02-24 031855

デルタニュートラル戦略の損益グラフを見てみます。アカウントからPnLを選択します。
スクリーンショット 2021-02-24 031950
下の方、account Value Historyで資産推移を確認できます。2021年再スタートからのデルニューチャート形成です。
スクリーンショット 2021-02-24 032133

昨日の暴落で金利が激しく逆転する場面があったので、一瞬大きく上に振れています。僕はメインアカウントのデルニュー戦略では、この時を狙ってポジションを調整して収支を上乗せしています。精神的に緊張感を伴うトレードになりますが僕はパニック相場である暴落や暴騰はチャンスになると考えているので大好きです。

このサブアカウントではポジションを作った後は、FTXか僕に新たな問題が出てこない限り「何もしない」と決めているので放置しています。

単純に比較として、上のチャートと下の資産推移グラフ、どちらも勝っているし、意図しての結果であれば昨日の暴落を含めても、「相場で勝つ」という目標は達成している状態ですから良い結果です。

2つのトレード手法を比較すると、現物を持って放置している方が今年の今現在で言えばリターンは高いです。

どちらを狙うのか?ということです。

現物持っていた方が良かった、とかはよくある話で、数日前からデルニューやった人はデルニューで良かったと思うはずです。相場においては、トレード手法も使用業者も、全て自分の責任で選んで行動していきます。後悔しない選択肢であれば問題ありません。例え負けたとしても。デルニューが聖杯トレードだとかはよく言いますが、勝率100%なんてものはまず存在しません。ポジション作るときに大きくミスったら負けを回収するところから我慢強く始めなければなりません。そうならないように日々考えて実戦していきます。

暗号資産相場でどんな戦い方をするのか?

僕はバランスを取って、自分のリスク許容範囲で現物持ちつつデルニューする両方です。相場では二兎どころか三兎四兎をも追うことが出来ます。DEXでのDeFi運用だって、レンディングだって資産運用のやり方の一つです。別に仮想通貨に拘らずに株やFXでも資産運用をすることができます。iDeCoやNISA、不動産、手段をあげはじめたらキリがありません。

資産管理リスク管理バランス感覚。

僕のトレードスキルは凡人です。超富裕層でもありません。ですが、相場で生き残って続けていく内に身の程を知り、どこからが冷静でいられないかを理解しています。過剰な投資やハイレバレッジにならないように常に考えて行動しています。

デルニュー戦略参考記事