デルニュー戦略でビットコインの価格変動を狙わずに金利差を稼ぐ取引手法の実戦報告です。使用している仮想通貨業者FTXが設定を変えると告知して年内で一旦〆たデルタニュートラル、年が明けて0から再始動しています。前回は7週間で資産増加率+3%でした。FTXでは他通貨ペアで更に高金利を得ることが可能ですが、それを行うとリスクが増します。ここではあくまで基本となるビットコインでのトレード戦略について書いて行きます。
初挑戦の方はまず基本的なリスクを理解するために少額で1カ月程度は練習や様子見をすることをお勧めします。運用予定額の1/50や1/100とかでやってみるとかは良い案です。出金と入金、ポジション作成から決済までを一通り実戦しておくのも問題点を把握する上で良い事だと思います。最終的な投資判断は自らで行い、自分のリスク許容度の範囲内でトレードをしてください。
2021年になって再スタートした金利差アービトラージ、デルニュー戦略の16週間経過報告、米ドルの現在資産推移グラフです。
検証としてFTXでサブアカウントを作成(数クリックで作れます)し、0.1BTCスタート(3292ドル)から米ドルをどこまで増やせるか?という基本ルールでトレードを行っていて毎週結果と考察をブログ記事にしています。
難しい事を書いているようですが、BTCをデルニュー戦略したい分買って、その同数をFTXで空売りしているだけですwそれでなぜ勝てるのか?理論や更に収益を上げる戦略の方法を書いています。
------
少し煽り気味のタイトルにしてしまいましたが、ビットコインでのデルニュー戦略は新規は、「見」が今は良い選択肢です。勝ちやすい時にポジションを作成したら良いと思います。待つのも相場です。
では見の時、余裕があるビットコインやUSDはどう運用すんの?という話になってきます。今回はそのあたりについてお話ししたいと思います。
その前にサブアカウント0.1BTC運用のUSD増やし目的条件での資産推移報告から。
第16週結果
*2021年2月16日よりAvailable Balanceは米ドルマイナス資産時「0」と表示されるようになりました。
前回3864.74
今回3877.64
+12.90ドル
スタート 3292ドル
(日本円換算約355206円)
トータル損益 +585.64ドル
(日本円換算約63190円)
*為替レートは平日24時間変化しています。今週、1ドル107.90円
------
16週間で+585.64の米ドル資産増加となりました。同じ0.1BTCの資産運用でもドル建て(資産ドルベース)で何時ポジションを持つかでリターンが変わります。
最近15時間の毎時金利受け取りはこのようになっています。
たまにマイナスFR(ファンディングレート)が出てくる状態が示す通り、一進一退でわずかにプラスで終わることが出来ました。一番上に載せたグラフも急激な価格変化、ビットコイン値段暴落で激しい推移になっています。
為替で円高が若干進み、USDベースではプラス、円換算だとわずかですが初のマイナスになっています。米ドルと円の為替ヘッジを行うかどうかは各自の取る戦略で異なります。少し前まではノーヘッジ最強でしたが、そうではない展開になっているだけです。主目的の米ドル増加はしていますので特に問題無いと思います。
為替ヘッジの例
為替がキツイ、受け取り資金調達率(FR)もいまいち、となったら、さきほども書いた通りにデルタニュートラル戦略は新規ではお休み、今ポジションがある場合は、なにもしないか縮小方向へ考えて動くと良いと思います。
手仕舞い順序の例
手仕舞いを進めると資産に余裕が出来て遊びカネが出てくることになります。金利トレーダーとしては放置しておく資産は少ない方が良いので運用の方法を考えることになります。
FTX内で資産運用を行うならば、USDやBTCのレンディング、貸し出しを行って運用が比較的簡単です。かわりに取引所リスクがあがります。そして総合的に見てBTCのデルタニュートラル戦略よりも低いリターンとなる場合が多いです。でも例え0.1%でも余らすお金なく運用で貰える金利があるというのを知っておくのは良い事です。
もう一つは、別の通貨ペアでのデルニュー戦略を組む、という作戦もあります。これは証拠金扱いがどうなっているか、その通貨ペアの流動性はどうか、安定感はどうか、などを考えて動かなければならないので基本であるビットコインデルニュー戦略の何倍かの難易度になります。自分で調べたり勉強するつもりがない方にはお勧めできません。マイナーペアでは気軽に何百万円以上ものデルニューを組めません。
デルニュー自体、簡単なように見えて、効率よく資産を運用するのにはいろいろなテクニックや手法での攻略が必要になってきます。
FTXにある他通貨ペアやレンディング金利を簡単に調べられるサイトです。alltimeは算出方法が違うのかな?と思ったりした時があったと記憶していますが、90日までの金利は実戦的で非常に役立ちます。
もし他通貨でデルタニュートラル戦略するのなら出来高上位に位置する上の方にある通貨から選択されると良いと思います。そして大きな資金を入れないように、証拠金には十分に注意してください。自分で良く調べて慎重に行ってください。
僕がこれだけ細かくブログにデルニューのことを書いているのも、それぞれにあった戦略で動いて行く必要があるからで、なるべく多岐にわたる人にとって参考になるように、実戦方式で書いていった方が良いと思っているからです。資産配分のアジャストは投資運用をやっている本人にしかできません。
その都度思い出したり、大事だったりすることを書いています。自分が自然に考えて当たり前にやっていることでも慣れていない方や初心者の方にはなんらかの好影響があるかもしれません。僕はトレードについては何も関与しませんが、やる人には多少なり役立つこともあるだろうと期待したり、自分へのフィードバック的な扱いになる事にも期待しています。
------
基本的にはビットコインが最高値から20%以上落ちても価格変化と比較して優位に平穏な資産推移になっているのと、為替ヘッジをしていないと資産推移のブレ幅が大きくなるというのを見せられて良かったかなと思います。メリットデメリットを理解してこそ、長く生き残って相場で戦っていけると思います。
今週、ビットコイン日足チャートではこのような値動きをしています。
ポジションを最初に作ったのが32920ドルでチャートグラフ上、左側の↓矢印部分です。値動きとの相関性のないデルニュー戦略の資産推移とは違った推移となっているのが分かると思います。
-------
僕はこの検証用の0.1BTCはマイナス金利が発生している時も含めてずっと放置します。そうした結果で勝てるかをこのブログで見てみてください。FTX側の変化があったり僕が破産しそうになったら別ですが。もしも僕がデルタニュートラル検証用の報告をしなくなったらお金に困り始めた!と思った方が良いかもしれませんね。0.1BTCの運用資金がメインアカウントに必要な状態になっていてこっそり決済しているのかもしれませんw毎週土日のどちらか暇な時で更新予定です。
デルニュー戦略参考記事
初挑戦の方はまず基本的なリスクを理解するために少額で1カ月程度は練習や様子見をすることをお勧めします。運用予定額の1/50や1/100とかでやってみるとかは良い案です。出金と入金、ポジション作成から決済までを一通り実戦しておくのも問題点を把握する上で良い事だと思います。最終的な投資判断は自らで行い、自分のリスク許容度の範囲内でトレードをしてください。
2021年になって再スタートした金利差アービトラージ、デルニュー戦略の16週間経過報告、米ドルの現在資産推移グラフです。
検証としてFTXでサブアカウントを作成(数クリックで作れます)し、0.1BTCスタート(3292ドル)から米ドルをどこまで増やせるか?という基本ルールでトレードを行っていて毎週結果と考察をブログ記事にしています。
難しい事を書いているようですが、BTCをデルニュー戦略したい分買って、その同数をFTXで空売りしているだけですwそれでなぜ勝てるのか?理論や更に収益を上げる戦略の方法を書いています。
------
少し煽り気味のタイトルにしてしまいましたが、ビットコインでのデルニュー戦略は新規は、「見」が今は良い選択肢です。勝ちやすい時にポジションを作成したら良いと思います。待つのも相場です。
では見の時、余裕があるビットコインやUSDはどう運用すんの?という話になってきます。今回はそのあたりについてお話ししたいと思います。
その前にサブアカウント0.1BTC運用のUSD増やし目的条件での資産推移報告から。
第16週結果
*2021年2月16日よりAvailable Balanceは米ドルマイナス資産時「0」と表示されるようになりました。
前回3864.74
今回3877.64
+12.90ドル
スタート 3292ドル
(日本円換算約355206円)
トータル損益 +585.64ドル
(日本円換算約63190円)
*為替レートは平日24時間変化しています。今週、1ドル107.90円
------
16週間で+585.64の米ドル資産増加となりました。同じ0.1BTCの資産運用でもドル建て(資産ドルベース)で何時ポジションを持つかでリターンが変わります。
最近15時間の毎時金利受け取りはこのようになっています。
たまにマイナスFR(ファンディングレート)が出てくる状態が示す通り、一進一退でわずかにプラスで終わることが出来ました。一番上に載せたグラフも急激な価格変化、ビットコイン値段暴落で激しい推移になっています。
為替で円高が若干進み、USDベースではプラス、円換算だとわずかですが初のマイナスになっています。米ドルと円の為替ヘッジを行うかどうかは各自の取る戦略で異なります。少し前まではノーヘッジ最強でしたが、そうではない展開になっているだけです。主目的の米ドル増加はしていますので特に問題無いと思います。
為替ヘッジの例
為替がキツイ、受け取り資金調達率(FR)もいまいち、となったら、さきほども書いた通りにデルタニュートラル戦略は新規ではお休み、今ポジションがある場合は、なにもしないか縮小方向へ考えて動くと良いと思います。
手仕舞い順序の例
手仕舞いを進めると資産に余裕が出来て遊びカネが出てくることになります。金利トレーダーとしては放置しておく資産は少ない方が良いので運用の方法を考えることになります。
FTX内で資産運用を行うならば、USDやBTCのレンディング、貸し出しを行って運用が比較的簡単です。かわりに取引所リスクがあがります。そして総合的に見てBTCのデルタニュートラル戦略よりも低いリターンとなる場合が多いです。でも例え0.1%でも余らすお金なく運用で貰える金利があるというのを知っておくのは良い事です。
もう一つは、別の通貨ペアでのデルニュー戦略を組む、という作戦もあります。これは証拠金扱いがどうなっているか、その通貨ペアの流動性はどうか、安定感はどうか、などを考えて動かなければならないので基本であるビットコインデルニュー戦略の何倍かの難易度になります。自分で調べたり勉強するつもりがない方にはお勧めできません。マイナーペアでは気軽に何百万円以上ものデルニューを組めません。
デルニュー自体、簡単なように見えて、効率よく資産を運用するのにはいろいろなテクニックや手法での攻略が必要になってきます。
FTXにある他通貨ペアやレンディング金利を簡単に調べられるサイトです。alltimeは算出方法が違うのかな?と思ったりした時があったと記憶していますが、90日までの金利は実戦的で非常に役立ちます。
もし他通貨でデルタニュートラル戦略するのなら出来高上位に位置する上の方にある通貨から選択されると良いと思います。そして大きな資金を入れないように、証拠金には十分に注意してください。自分で良く調べて慎重に行ってください。
僕がこれだけ細かくブログにデルニューのことを書いているのも、それぞれにあった戦略で動いて行く必要があるからで、なるべく多岐にわたる人にとって参考になるように、実戦方式で書いていった方が良いと思っているからです。資産配分のアジャストは投資運用をやっている本人にしかできません。
その都度思い出したり、大事だったりすることを書いています。自分が自然に考えて当たり前にやっていることでも慣れていない方や初心者の方にはなんらかの好影響があるかもしれません。僕はトレードについては何も関与しませんが、やる人には多少なり役立つこともあるだろうと期待したり、自分へのフィードバック的な扱いになる事にも期待しています。
------
基本的にはビットコインが最高値から20%以上落ちても価格変化と比較して優位に平穏な資産推移になっているのと、為替ヘッジをしていないと資産推移のブレ幅が大きくなるというのを見せられて良かったかなと思います。メリットデメリットを理解してこそ、長く生き残って相場で戦っていけると思います。
今週、ビットコイン日足チャートではこのような値動きをしています。
ポジションを最初に作ったのが32920ドルでチャートグラフ上、左側の↓矢印部分です。値動きとの相関性のないデルニュー戦略の資産推移とは違った推移となっているのが分かると思います。
-------
僕はこの検証用の0.1BTCはマイナス金利が発生している時も含めてずっと放置します。そうした結果で勝てるかをこのブログで見てみてください。FTX側の変化があったり僕が破産しそうになったら別ですが。もしも僕がデルタニュートラル検証用の報告をしなくなったらお金に困り始めた!と思った方が良いかもしれませんね。0.1BTCの運用資金がメインアカウントに必要な状態になっていてこっそり決済しているのかもしれませんw毎週土日のどちらか暇な時で更新予定です。
デルニュー戦略参考記事
- 手数料無料のGMOコインからFTXへ送金
- デルタニュートラル戦略ポジション作成と理論
- 送金時のタイムラグについて
- FTTステイクで手数料削減
- デルニュー戦略ポジション作成実戦例
- 為替ヘッジを使ってデルニュー戦略の安定度を増す
- 本人確認方法とIEO参加について
- FTX海外仮想通貨業者の特徴
- 受取金利(FR)確認方法と手仕舞いの順序
- 出来高の量を確認する
- レバレッジを利用して海外取引所資産保有リスクを下げる
- FTXの画面表示、セキュリティ設定
- 米ドル-30000ドルルールについて(含み損OK)
- デルニュー口座、BTCマイナス金利が少し多い状態
- 受取年利をファンディングレート(FR)から計算
- 他取引所と他通貨での仮想通貨デルタニュートラル
- デルニュー戦略含み益含み損時のFTX応用
- ビットコイン暴落時デルニュー戦略資産推移チャート比較
デルニューについて調べているとたどり着きました。
ざっくりと理解はできたと思うのですが一つ質問させてください。
デルニューを一時的にストップさせる場合は一旦決済させるしか方法はないのでしょうか?
ポジションすべて解消して、また新規でデルニュー組み直しという手順になりますか?
お手数ですが、教えていただけると幸いです。