デルニュー戦略でビットコインの価格変動を狙わずに金利差を稼ぐ取引手法の実戦報告です。使用している仮想通貨業者FTXが設定を変えると告知して年内で一旦〆たデルタニュートラル、年が明けて0から再始動しています。前回は7週間で資産増加率+3%でした。FTXでは他通貨ペアで更に高金利を得ることが可能ですが、それを行うとリスクが増します。ここではあくまで基本となるビットコインでのトレード戦略について書いて行きます。

初挑戦の方はまず基本的なリスクを理解するために少額で1カ月程度は練習や様子見をすることをお勧めします。運用予定額の1/50や1/100とかでやってみるとかは良い案です。出金と入金、ポジション作成から決済までを一通り実戦しておくのも問題点を把握する上で良い事だと思います。最終的な投資判断は自らで行い、自分のリスク許容度の範囲内でトレードをしてください。

2021年になって再スタートした金利差アービトラージ、デルニュー戦略の19週間経過報告、米ドルの現在資産推移グラフです。
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PnL資産推移グラフは取得する時間的問題で変化するだろうと先週書きました(実装されて間もないのでまだ検証中です)その意味を実感できるグラフになっています。

デルタニュートラル戦略で、ポジション仮想ゼロのニュートラル状態にしているのにも関わらず、金利の受け取り、受け渡し以外に大きなゆがみが生じています。たぶん、今回はデータ取り始めてからでは過去最高だと思います。(黄色〇の部分)

瞬間的に200ドルほども資産が動いています。0.1BTC5000ドルの内の200ドルですから、4%もの動きがあったことになります。瞬間的であったとしても、ハイレバレッジだと場合によっては資産が危険にさらされます。10倍だと40%も一気に資産変動があることになります。通常状態での設定で最大レベルの20倍にしていたら即死寸前ですw

資産判定の正確なものかはわかりません。このPnLグラフは参考程度が良さそうに思います。今回はあくまでもこの瞬間的な動きが実際の資産推移であったとしての、仮定の話です。

現実の資産は、実際のチャートレート歩み値の動き、口座の数字を見ながら判断すると良いと思います。

今回の場合は上方向なので、もしも決済出来ていたら大きなプラスになっていたとなりますが、逆になる可能性がないとは言い切れません。

レバレッジ1倍状態だと強制ロスカットの位置はFTXでは現在上方向150万ドルまで耐えられます。
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ポジションは売りですので下方向は0ドル付近までOKです。実質どちらも即損切りになることはほぼありません。

レバレッジの資産推移に慣れていない内は多くても3倍程度までに抑えておく方が無難だと思います。

こういった大きな変動は、どこの業者でも起こります。仮想通貨では慣例行事くらいに考えておくのが普通です。ハイレバレッジにせずともBTCでも1日数千ドルも動きます。値動きとしては充分でしょう。アルトコインでトレードしたら、数十パーセント動いていることも良くあります。

レバレッジかけたら1日で資産倍勝つなども可能でしょう。覚悟してギャンブルするならば、それは非常に資金効率の良い投資になる可能性もあります。国内ではできないメリットといえばそうなのかもしれません。

これは逆を言えば1日の負けでも資産を溶かせるということです。こんな値動きをしている時にこそ、短期トレードがそれほど得意でない僕(24時間動いている相場ではある程度割り切らないとすべてが機会損失に見えて精神的にキツイと感じることが多い)は、デルニュー戦略メインで、低レバメインで良かったなと思うのです。短期トレードは気が向いた時にやると割り切って行動しています。

海外業者の使い方はハイレバレッジできるのも勿論魅力ですが、守備的に金利を受け取る際でも有利な仕組みになっています。特にFTXではレンディングシステムなどがありそれが顕著です。

今回は、暴落時など、守備的に行動している時にどうするのが良いかを書いて行きます。

遊ばせておく資産はなるべく少ない方が良いです。

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検証としてFTXでサブアカウントを作成(数クリックで作れます)し、0.1BTCスタート(3292ドル)から米ドルをどこまで増やせるか?という基本ルールでトレードを行っていて毎週結果と考察をブログ記事にしています。

難しい事を書いているようですが、BTCをデルニュー戦略したい分買って、その同数をFTXで空売りしているだけですwそれでなぜ勝てるのか?理論や更に収益を上げる戦略の方法を書いています。

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第19週結果
*2021年2月16日よりAvailable Balanceは米ドルマイナス資産時「0」と表示されるようになりました。
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前回3918.65
今回3940.25

+21.60ドル

スタート 3292ドル
(日本円換算約360046円)

トータル損益 +648.25ドル
(日本円換算約70899円)

*為替レートは平日24時間変化しています。今週、1ドル109.37円
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19週間で+648.25の米ドル資産増加となりました。同じ0.1BTCの資産運用でもドル建て(資産ドルベース)で何時ポジションを持つかでリターンが変わります。

無事に今週も資産増加となっていますが、来週はいよいよ怪しいです。金利マイナスで支払いが多くなってきています。弱気相場になるとこのように推移します。もっと大きくマイナス方向へ振れて行くかもしれません。
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これは新規でデルタニュートラル戦略ポジションを作成するのに有利なタイミングではありません。

デルニュー戦略解除しちゃって資産余ってるな、そんなことになったら、FTXではレンディングというシステムを利用し資産運用することが出来ます。

レンディングの出し方を説明した記事

もしも米ドルになっている状態ならば、米ドルを、BTCになっているのならばBTCをレンディングに出すと資産を遊ばせておくことが無くなります。これはFTXの清算システムを信頼するという条件が必要です。

FTXはアメリカの法令順守や、現実として儲けているところから、僕的には現在そこそこ信頼していますが、このリスク管理の物差しは自分で決めるほかありません。
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LENDを押せば簡単に貸し出せます。米ドルは年利7%、ビットコインは年利1%で貸すことが出来ます。毎時間の需要と供給で金利は変わります。

ビットコインに拘らなければFTXで純粋にドル預金として資産を置いておくこともできます。BTC現物を日本で買って、FTXに送って売って米ドルに交換して全部をレンディングに出せば完成です。

GMOコインは手数料無料でFTXにビットコインを送金することができます。

送金時のタイムラグには注意してください。

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貸し出しても良い一番小さいレートを入力しSAVEで次の00時回ったらスタートします。僕は0.7%と入力しています。0.7%以上金利が付くなら貸します、ということです。

貸出手数料は無料(借りると手数料アリ、基本設定ではオフ推奨)で、毎時間金利受け取りになります。この辺はデルニュー戦略と一緒ですね。

これでまた環境が良くなってくるまで放置しておけば、デルニュー戦略ほどではないにしろ、金利を貰うことが出来ます。米ドルとBTCがそのまま増えて行くので見た目でもわかりやすいと思います。

為替が気になる方は為替ヘッジを考慮するのもアリです。数百万円程度以上の暗号資産での運用で無ければここは無視するのも一つの戦略です。

レンディングストップしてから解除までには00時を回ってから数十分かかる(1時間ほど)ので注意してください。

デルニュー解除しているのなら混乱相場の時はレンディングするか何もしないか、のんびり休憩されたり稼いだお金で趣味を充実させるなりしたら良いと思います。

検証用のこのサブアカウントは一切手を加えず、何もしないで放置します。

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今週、ビットコイン日足チャートではこのような値動きをしています。
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ポジションを最初に作ったのが32920ドルでチャートグラフ上、左側の↓矢印部分です。値動きとの相関性のないデルニュー戦略の資産推移とは違った推移となっているのが分かると思います。
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僕はこの検証用の0.1BTCはマイナス金利が発生している時も含めてずっと放置します。そうした結果で勝てるかをこのブログで見てみてください。FTX側の変化があったり僕が破産しそうになったら別ですが。もしも僕がデルタニュートラル検証用の報告をしなくなったらお金に困り始めた!と思った方が良いかもしれませんね。0.1BTCの運用資金がメインアカウントに必要な状態になっていてこっそり決済しているのかもしれませんw毎週土日のどちらか暇な時で更新予定です。

デルニュー戦略参考記事
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