まず最初に。戦略上のリスク管理、安全面ということで、プロダクトが安全だと言っているわけではありません。本気で投資を検討している場合は、自分で仕組みを調べるなり、少額でお試しで入って理解してから目的金額にするなどすると思うので、今回の記事に関しては単純にざっくりと、メリット、デメリットを書いて行きます。

実戦練習中の部分も多々あります。理解不足の個所もあるかもしれません。

SOLANAチェーンのオプション取引カバードコール戦略は価格変動が短期間で上方向へ大きく行かない限り現物ポジションを複利で増やすことが出来ます。想定外の高い価格で期限を迎えた場合に限り、そのまま持っている時よりも損が出ます。

カバードコール戦略を扱っているSOLチェーン注目プロジェクト
  • Katana
  • Friktion
  • TapFinance
メリット
  • 下げ相場にやや強い
  • 中価格帯レンジ相場では無双
デメリット
  • 短期間の大きな上昇が起こるとただ持っているよりも損
  • プロダクトそのもののハッキングやコードエラーなどで全損の可能性
  • 一度入れると出すのに手数料や一定期間が必要
カバードコール戦略で重要な点は下げ相場の時にでも現物ポジションを増やすことが出来る。ということです。超絶上げ相場以外は、ただ暗号資産現物を持っているよりも得な場合がほとんどです。

例えば、僕はここのSOLは入れていませんが、
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  • 複利での今のSOL増加期待年利は46%(一度も大きな上昇が来ないならw
  • MAXで入れられる額(満タンになると締め切り
  • 入れる仮想通貨
  • 受け取るオプション取引トークン
  • 取引トークン価格
  • 最後にトレードしたオプション価格1/14に1SOL175ドルを超えていないと現物が増える
  • 出金手数料0.1%
  • 成功報酬10%
  • 自動複利次のエポック開始までの時間
  • この期間ごとに入金したり、出金したりの指示
どのプロダクトも仮想通貨をBETするインターフェイスは似たような感じなので一度理解するとさほど難しくなく利用できると思います。入れるのにも出すのにも期間が始まって、終わってから、となることには注意が必要です。期間には余裕を持った運用が必要です。

暗号資産で大きな有利な面である、即時反映の資産移動入出金を捨てることになります。他に動かすことはまずない資産、更にレンジ相場であると予想するのであれば良いリターンを得ることが出来ます。

結局手数料を取られるので、細かくバランスを取って手動で行うトレードのリターンには勝てません。この先持っている仮想通貨の価格が上がるか下がるかはわからないけど、すぐには売りたくないし大きく上がらないだろうと考えていて守備的に放置している資産を運用するのにある程度向いています。

カバードコール戦略は ハッキングやチェーンのエラーなどが無ければ悪くない運用先になり得ます。

今回は、KATANAとTapFinance、Friktionをフォローしました。加えて、ラップド通貨の運用で複数チェーンにまたがって大きな影響力のあるLidoもフォローしました。