今日は稼動休み
秋の夜長の暇つぶし、旧スロハイHPから抜粋第二弾
それでは、どうぞ
まちゃあき拉致られる!?の巻
地元愛知でスロ頑張ってた頃の話。
元祖サンダーV(ウラ)のゼブイバージョンの天井ハイエナでかなり稼いでた。
天井からでも連チャンするし、導入直後でまだ天井の存在も浸透してないしで
状況的にはかなりおいしかった。
が、難点があった。強烈な連チャン制を持ってるのは
すぐミンナが理解したので香ばしい人達がいっぱいいた事。
その香ばしい人達の台のハイエナも当然してた。
あたかも「あっ!サンダーVだぁ!やってみよっ!」な空気を装いながら。
座ってスグ大当たり。当然だ。だって天井だもん。
連チャンスタート。一撃4000枚級の大爆裂。ウハウハだな。おい。
この時、影からオレを見つめる人がいた事には全く気付かなかった。
連チャンも終了し、そろそろ止めようかと考えながら打ってると
「おい、にいちゃん。景気いいのぅ」
と、おっちゃんがやたらキサクに話し掛けてくる。
自分の気分は有頂天なので気にせず応対する。そう、ある事に気が付くまでは・・・
そのある事とは・・・
ハイエナした台をオレが打つ前まで打ってた人がオレに話し掛けていたのだ。
サ〜ッと血の気が引く。は、早く止めなければ。
が、完全にオレの方を向いて座ってるおっちゃんはそれを許す気配は無い。
「ちょっと一緒に来て貰おうか」
あぁ遂にこの言葉が・・・。逃げてもしょうがないからついて行くしかない。
まさかこんな事で殺されはしないだろう。
パールホワイトの車体でフルスモークの窓ガラス。
更にいかつい(ジャンクション?)のフルエアロ組んだセルシオの後部座席に載せられる。
連れ去られるんかなぁ・・・。果たして今日中に帰れるんだろうか。
「さっき、にいちゃんが打ってた台なぁ。オレが3万突っ込んだ台やねん」
ハイ、知ってました。なんて答えたらそれこそヤバイ。
「あ、そうなんすか。知りませんでした。すいませんでした」
とりあえず謝る。いわば敵地とも言えるこの状況で強気に出ていい事なんて絶対無い。
「すいませんで済めば警察はいらんよなぁ」
正に今、オレが警察を必要としてるんですが。
「じゃぁ、どうすれば・・・」
「そうやなぁ、あの出玉は当然没収やろ?迷惑料も貰わなかんな」
「迷惑料って。そりゃ無いですよ。あのコインはもういいすから」
「もういい?フザケンナよ。オマエ。ありゃ元々オレのモンだろ?」
り、理不尽すぎる〜。
「携帯貸せや」
番号をメモられる。携帯だけならまだしも免許証没収。
もうダメだ。無事にココから出られる事を祈ろう。
オレの携帯を持ってたおっちゃんから一言。
「この●●ってヤツ、ひょっとして▲▲の●●?」
この日着信のトップにあった人を言ってるらしい。
「そうすけど・・・知り合いすか?」
「ホントに知り合いか?電話してみろや」
「・・・ハイ」
「もしもし、まちゃ(本当は名字)っすけど」
「おう。どした〜。出たか?」
「出るには出たんすけど・・・」チラリとその人を見る。
おっちゃんに電話を変わる。
外に出て行ってしまったので会話の内容は聞こえない。
●●さんにまで追い込みかける気なんだろうか。
そんな事になったら、更にヤバイかも。
・・・なかなか戻って来ない。とてつもなく長く感じた5分後。
「おう。今からさっきのパチ屋送ったるわ。今日の事はもういいから」
「マジっすか?」
「出たコインもオマエのもんだから。礼なら●●に言っとけや」
その後開放され、再び●●さんに電話してどうゆう話したのか聞いてみる。
「あの人(おっちゃんの事)オレの2コ上の先輩なんだわ。悪い人じゃないから許してやってよ」
「え?おっちゃんに見えたのにまだ27才?」
「ハハハ。それは本人には言うんじゃねぇゾ?今日みたく連れ去られるだけじゃ済まないよ?アハハハ」
アハハハって。オレは笑えない。
まちゃあき、奇跡の無事生還!
ありがとうございます。ありがとうございます。
終
2012/09/23追記
この頃は暴力団徹底排除!みたいな風潮は無かったし
そういう人たちがおおっぴらかつ頻繁に出入りする場所のひとつがパチンコ屋だったよね
27歳の人のことおっちゃんって言ってる、若かりし頃の僕
そして今の自分は・・・(以下略
この頃は平気で「稼いでた」なんて言葉使っちゃってるし
いたるところにちょっとやんちゃでした風な記述が見られるw
まぁ、あれだ、いわゆるDQN系
当時はそんな言葉無かったと思うけどね
物腰柔らかに見える今ではそんな雰囲気見えないと思うけど
昔はなんだかんだで「ウザ」だったんだよね、僕も
歳くっていろいろ知ったり、丸くなっただけでさ
だからウザ系の人たちを否定することはできないしするつもりもない
自分は自分のルールでやるって言うだけでね
あまりに、目に余る時はなんとか諭そうと努力はしてみるけど難しい場合が多いね
僕と同じで、そうゆうもんはきっと時が解決するんだろうと思う
転載して読み返してみると今と考え方とかずいぶん違ったりする
年月は人を変えるよね←いまなんかかっこいい事言ってるっぽいよ
スロットブログ番長バナー応援クリックしてくれるとまた暇な時(書くこと無い時w)
この旧スロハイ日記シリーズは続くのでよろしく
秋の夜長の暇つぶし、旧スロハイHPから抜粋第二弾
それでは、どうぞ
まちゃあき拉致られる!?の巻
地元愛知でスロ頑張ってた頃の話。
元祖サンダーV(ウラ)のゼブイバージョンの天井ハイエナでかなり稼いでた。
天井からでも連チャンするし、導入直後でまだ天井の存在も浸透してないしで
状況的にはかなりおいしかった。
が、難点があった。強烈な連チャン制を持ってるのは
すぐミンナが理解したので香ばしい人達がいっぱいいた事。
その香ばしい人達の台のハイエナも当然してた。
あたかも「あっ!サンダーVだぁ!やってみよっ!」な空気を装いながら。
座ってスグ大当たり。当然だ。だって天井だもん。
連チャンスタート。一撃4000枚級の大爆裂。ウハウハだな。おい。
この時、影からオレを見つめる人がいた事には全く気付かなかった。
連チャンも終了し、そろそろ止めようかと考えながら打ってると
「おい、にいちゃん。景気いいのぅ」
と、おっちゃんがやたらキサクに話し掛けてくる。
自分の気分は有頂天なので気にせず応対する。そう、ある事に気が付くまでは・・・
そのある事とは・・・
ハイエナした台をオレが打つ前まで打ってた人がオレに話し掛けていたのだ。
サ〜ッと血の気が引く。は、早く止めなければ。
が、完全にオレの方を向いて座ってるおっちゃんはそれを許す気配は無い。
「ちょっと一緒に来て貰おうか」
あぁ遂にこの言葉が・・・。逃げてもしょうがないからついて行くしかない。
まさかこんな事で殺されはしないだろう。
パールホワイトの車体でフルスモークの窓ガラス。
更にいかつい(ジャンクション?)のフルエアロ組んだセルシオの後部座席に載せられる。
連れ去られるんかなぁ・・・。果たして今日中に帰れるんだろうか。
「さっき、にいちゃんが打ってた台なぁ。オレが3万突っ込んだ台やねん」
ハイ、知ってました。なんて答えたらそれこそヤバイ。
「あ、そうなんすか。知りませんでした。すいませんでした」
とりあえず謝る。いわば敵地とも言えるこの状況で強気に出ていい事なんて絶対無い。
「すいませんで済めば警察はいらんよなぁ」
正に今、オレが警察を必要としてるんですが。
「じゃぁ、どうすれば・・・」
「そうやなぁ、あの出玉は当然没収やろ?迷惑料も貰わなかんな」
「迷惑料って。そりゃ無いですよ。あのコインはもういいすから」
「もういい?フザケンナよ。オマエ。ありゃ元々オレのモンだろ?」
り、理不尽すぎる〜。
「携帯貸せや」
番号をメモられる。携帯だけならまだしも免許証没収。
もうダメだ。無事にココから出られる事を祈ろう。
オレの携帯を持ってたおっちゃんから一言。
「この●●ってヤツ、ひょっとして▲▲の●●?」
この日着信のトップにあった人を言ってるらしい。
「そうすけど・・・知り合いすか?」
「ホントに知り合いか?電話してみろや」
「・・・ハイ」
「もしもし、まちゃ(本当は名字)っすけど」
「おう。どした〜。出たか?」
「出るには出たんすけど・・・」チラリとその人を見る。
おっちゃんに電話を変わる。
外に出て行ってしまったので会話の内容は聞こえない。
●●さんにまで追い込みかける気なんだろうか。
そんな事になったら、更にヤバイかも。
・・・なかなか戻って来ない。とてつもなく長く感じた5分後。
「おう。今からさっきのパチ屋送ったるわ。今日の事はもういいから」
「マジっすか?」
「出たコインもオマエのもんだから。礼なら●●に言っとけや」
その後開放され、再び●●さんに電話してどうゆう話したのか聞いてみる。
「あの人(おっちゃんの事)オレの2コ上の先輩なんだわ。悪い人じゃないから許してやってよ」
「え?おっちゃんに見えたのにまだ27才?」
「ハハハ。それは本人には言うんじゃねぇゾ?今日みたく連れ去られるだけじゃ済まないよ?アハハハ」
アハハハって。オレは笑えない。
まちゃあき、奇跡の無事生還!
ありがとうございます。ありがとうございます。
終
2012/09/23追記
この頃は暴力団徹底排除!みたいな風潮は無かったし
そういう人たちがおおっぴらかつ頻繁に出入りする場所のひとつがパチンコ屋だったよね
27歳の人のことおっちゃんって言ってる、若かりし頃の僕
そして今の自分は・・・(以下略
この頃は平気で「稼いでた」なんて言葉使っちゃってるし
いたるところにちょっとやんちゃでした風な記述が見られるw
まぁ、あれだ、いわゆるDQN系
当時はそんな言葉無かったと思うけどね
物腰柔らかに見える今ではそんな雰囲気見えないと思うけど
昔はなんだかんだで「ウザ」だったんだよね、僕も
歳くっていろいろ知ったり、丸くなっただけでさ
だからウザ系の人たちを否定することはできないしするつもりもない
自分は自分のルールでやるって言うだけでね
あまりに、目に余る時はなんとか諭そうと努力はしてみるけど難しい場合が多いね
僕と同じで、そうゆうもんはきっと時が解決するんだろうと思う
転載して読み返してみると今と考え方とかずいぶん違ったりする
年月は人を変えるよね←いまなんかかっこいい事言ってるっぽいよ
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この旧スロハイ日記シリーズは続くのでよろしく